発酵した米ぬかなどを敷き詰めた風呂に、体全体を入れることにより、発酵熱を利用して体を温めるのです。温度は50度から70度と通常のお風呂よりも高めで、米ぬかの他に檜パウダーを使うこともあります。
しかし通気性があることから、体感温度は４０℃前後であり、ちょうど良い温度に感じるのです。体を温めること以外に、皮膚を通して酵素をとりこむことができるのです。
１－１．米ぬかとおがくず
酵素風呂には主に米ぬかとおがくずが利用されています。米ぬかを使う場合は、米ぬかを食べる微生物が繁殖します。この微生物が酵素を大量に発生させるのです。またこの微生物は、垢や角質を分解してくれるため、体がよりきれいになる効果があります。
対しておがくずを使うと、米ぬかをつかうようなくさみがありません。そのためリラックスして入浴したい場合はおがくずの方が良いでしょう。しかし酵素の量は米ぬかの方が多い点がデメリットとなります。
１－２．温泉との違い
温水に長時間入っていると、どうしても体に負担がかかります。温泉の効果といえば、体を温める効果、有効成分と生活リズムを整えることがあげられます。酵素風呂は、体に負担をかけない状態で温泉の３つの効能と同じ効能を得ることができるのです。
さらに水分をあまり含有していないので、皮膚がふやけることもないのです。
いずれも15～20分入っていると汗が止まらなくなるくらい効果があります。体への負担が少ないことから、幅広い年代の方に利用されています。
それでは、酵素風呂の効果をそれぞれご紹介します。
3－1．免疫力を高める
体内にある酵素の働きを促進することで、免疫力を高めることにより、風邪などをひきにくくするのです。症状を治すわけではなく、健康になるための促進をしてくれるのです。
3－2．体質改善
体の中にある、老廃物や毒素を大量の発汗によって外に出すためデトックス効果があります。さらに血液がきれいになり、血液の循環が良くなります。
３－３．美肌効果
酵素が古い角質を落としてくれ、新しい皮膚の誕生を促進する働きがあるため、皮膚の新陳代謝が起こり、なめらかな美肌へとつながります。また血行がよくなるため、乾燥肌の方にも効果があります。肌本来の動きを促進してくれるのが酵素風呂なのです。
・酵素風呂がおすすめな人
肌荒れやしみに悩んでいる方、またダイエットをしている人にとってもおすすめです。
酵素風呂は、血行の流れがよくなり、古い角質を除去してくれるため新陳代謝を促進してくれるため、健康になる他美肌効果が期待できるのです。
参考資料
酵素風呂とは https://kousoyoku-en.com/about
NAGOTAJIN https://nagoyajin.nagoya/kousohuro/
